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何をされても言われても折れない心が欲しい

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心の強さ。

 

人によってそれは全く違ってくる。

少し何か言われただけでヒビが入る人もいれば、何を言われようがビクともしない人もいる。

 

私は完全に前者の方であり、後者のような人を理想としている。

 

私の場合、心の弱さに生来の卑屈さがブレンドされているので余計に厄介だ。

 

発した人からすれば何の意図もない、何気ない言葉であったとしても、嫌味を言われていると思い込んでしまう。

 

それから、何故そんなことを言われなければいけないのかとか、何か言い返してやろうとか、様々な思考が頭の中を駆け巡り、神経がどんどんとすり減っていく。

 

ジェンガだったら最初の一本目でガシャーンだ。

なるほど豆腐メンタルとはこのことか。

 

完全に被害妄想だ。

自分で自分の首を絞めているにもかかわらず、相手が絞めてきていると言っているようなものだ。

私からすればその相手が加害者だが、その相手からすれば、寝耳に水のはずだ。

完全に私が勝手に因縁をつけてきているような感じだろう。

 

そんなことも頭の中で考えるので、

 

卑屈な考え方を辞めて、素直に捉えるようにすればいいのだろうが、そうもいかない。

性格なんて直そうと思って直るようなものではない。

なのでもう諦めている部分は正直ある。

 

 

前に何かの本で読んだ事があるが、人間の性格は5歳までの環境下でおおよその土台が形成されるらしい。

 

だとしたら、こんなに立派な卑屈に育った私は一体どんな劣悪な環境下にいたのだろうか…。

なんて考えるとゾッとしてくる。

 

どうせ立派に育つなら、鬼ヶ島で鬼退治でもするくらいには役に立つ人間になりたかった。

 

普段他人の行動には我関せずの態度を決め込んでいるくせに、いざ自分がその他人の行動の対象にされた途端にこの動揺。

 

 

人間って難しい。

 

 

 

いや、一番難しいのは私自身か。