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16年前の日村勇紀淫行疑惑に対する違和感と疑問

お笑いコンビ・バナナマン日村勇紀さんが、未成年(当時16歳)であった女性と淫行を行なっていたと、フライデーが報じた。

 

日村さん自身は、フライデーの直撃取材に対し、覚えていない旨のコメントをしている。それももっともだ。何しろ16年も前の事だ。

 

この報道に対して、私はいくつか違和感を抱いた。その違和感と、私の個人的な推測について書いていきたいと思う。

 

まず、何故16年も経った今になって、女性側は告発をしたのかという点だ。これが一番分からない。女性は、テレビに出ている日村さんの顔を見る度に辛い過去を思い出してしまうということを語っているが、明らかにおかしくはないだろうか。

 

バナナマンといえば、テレビでよく見かけるようになってもう10年前後は経つだろう。それなのに、今回の告発というのはタイミングとしては遅すぎやしないだろうか。辛い過去を思い出してしまうのであればとっくの昔に告発するべきだったのでは?と思ってしまう。

 

おそらく、女性側が狙って今を選んだのではないだろうか。バナナマンの人気や知名度は今や相当なものだ。それに乗じて告発すれば、高い情報提供料を受け取ることができるはずだ。告発するにはいわば“好機”だったのだろう。

 

次に、女性の行動についてだ。当初、女性は自身が21歳の女子大生だとして日村さんに接近していた。その後本当は16歳であると告白したにも関わらず、飲酒を勧められ、ビジネスホテルに行くことになり、嫌われたくなかったために淫行を受け入れたと語っている。

また、その後女性は東京に引っ越してから日村さんの家に入り浸ることになり、セフレのような関係になったとのことだ。

 

まず、前提として、年齢を偽って接近した女性にも非はある。普通年齢詐称をして近づいてきたなんて思わないだろう。

 

次に、どういう場面でどのように年齢詐称していた事を告げたのかということだ。普通の状態である時に話したのであれば女性の言い分もわかる。しかし、例えば日村さんがある程度飲酒をして酔った状態であった時や、話し方によっては、冗談を言っていると捉えられてしまうこともあるだろう。その辺のことについても、詳細に語ってほしいものだ。

 

そして、なぜ女性は日村さんの家に入り浸るようになったのだろうか。仮にそういった関係がしばらく続いていたのであれば、それは全て合意の上であったということになるであろう。女性側にもある程度の責任は出てくるだろう。

 

最後に、週刊誌が掲載している、日村さんと女性とのツーショット写真についてだ。

淫行の証拠写真として掲載されているが、見たところ、日村さんに女性が寄り添って背後からピースサインをしているだけの写真だ。これのどこが証拠なのだろうか。ただの記念写真程度に思えるのだが。

 

以上のように、今回の日村さんの淫行疑惑についての違和感と疑問について挙げてきた。

 

やはり女性側の告発に矛盾する点が多いように思われる。あくまで「疑惑」であり、女性が嘘をついているのか、本当の事なのか、はたまた一部が本当で一部が嘘なのか。今となっては確かめようがないのかもしれないが、報道された情報だけで判断するとやはり違和感を抱いてしまう。

 

また、週刊誌については、報道をするのであれば、ある程度裏を取ったり、信憑性のある材料をもっと集めてから記事にするべきだろう。今回の記事に関しては見切り発車だったような印象を受けた。もっともそんな事ばかりしていたら週刊誌も商売上がったりな部分もあるのだろうが。

 

今回の報道については日村さんを擁護する意見や同調する声が多くなっている。世間も多少なりとも違和感を抱いているのだ。

 

とはいえ、今回の報道が日村さんの、ひいてはバナナマンとしてのイメージダウンとなってしまうことは必至だ。今後の活動にはどのように波及していくのだろうか。真価が問われることになりそうだ。