MENU

価値観の押し付け人間のタイプと特徴を考えたがやっぱり嫌いだ。反吐が出る。

人はそれぞれ様々な価値観を持っている。同じように見えても、一人一人がそれぞれ違った価値観を持っている。そんな当たり前で単純な事を分からない人間がたくさんいるのでうんざりする。

 

私は価値観の押し付けというのがこの世のものの中で一番嫌いだ。押し付けてくる人間の、上から目線さが腹立たしいし、気持ちが悪いからだ。もう関わり合わないでくれと思う程だ。

 

価値観を押し付けてくる勘違い人間にはいくつかタイプと特徴がある。

 

まず、「べき論講釈垂れタイプ

 

このタイプは、自分がこうするべきだと思っている、もしくはこうしてきたから他人もこうするべきだという思考を持っている。大して根拠もないのに何故か絶対的な自信を持っている事が多い。

 

思うに、そいつが絶対的な自信を持っていられるのは、価値観を形成するための材料が少なかったからなのではないかと思う。あまり人生経験を積んでこなかったのだろう。

いろいろな経験を積めばそれだけ様々な価値観に触れることになるが、それが極端に少なかったために、一辺倒な考え方しか出来ないのだろう。可哀想といえば可哀想なことだ。

 

 

次に、「驕り自己中ナルシストタイプ

 

このタイプは単純に自分に酔って驕り高ぶっている。いわゆる“イキり野郎”だ。

周りが見えていないので自分の世界がいつでも中心、というか地平線の果てまで自分の世界だ。自分がいつでも主人公なのだ。その自惚れっぷりはもはや羨ましい程だ。

 

こいつはどうしようもない。何しろ必要なのは自己のみであって他者は不要だからだ。

他者は自己の世界を保つための一要素でしかないと思っているのだから。つける薬は何もない。諦めるしかない。

 

 

最後に、「鬱陶しいお節介上からタイプ

 

このタイプは、大体、有益な情報を教えてやるみたいなスタンスでやって来る。そして、「これを見たことないとか人生損してるよ」的な事をぬかしてくる。

 

もっとも、半分冗談で言っていたり、口癖のようなものになっていたりするのだろうが、純粋に面倒臭い。反吐がでる。これはお前の人生じゃないし、勝手に損をさせるな、と毎度毎度思っている。こんな人間の言うことは、聞いているふりだけしていれば良いと思っている。

 

 

以上が、私が思う価値観を押し付けてくる勘違い人間のタイプと特徴だ。

 

タイプは分かれているものの、やはりいずれも頭にくる。

しかし、気をつけなければいけないのが、価値観を押し付けるなという価値観を押し付けたくなってしまうことだ。これではミイラ取りがミイラになってしまうのと同じだ。

 

思うに、あなたはあなたであって私は私であるというように、あらゆる価値観を独立したものとして認める寛容さとスタンスが必要になってくるのだ。

 

最後に、これはあくまで価値観の押し付けが嫌いだという私自身の価値観だ。この価値観が正しいとも共感するべきだとも思わない。

 

いや、やっぱり少しだけ思ったりもしている。

 

そうか、私もミイラだったのだ。