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イニシアティブがある人に憧れる

基本的に私は保守的な人間だ。

 

安全な事しかしたくないし、リスクというものが大嫌いだ。

 

自分のルーティンは邪魔されたくないし、決められた事をやっていれば不自由がないのなら、そのままでいい。

 

とにかく基本的に自分から何かを変えようとすることはまずない。

 

保守的と言うとちょっとかっこよさげだが、実際は怠惰なだけだ。

 

確かにリスクが無ければ安全かもしれないが、しばしば何か物足りなさを感じることはある。

 

 

だから、イニシアティブのある人が羨ましい。そしてとても憧れる。

 

何故私にイニシアティブがないのかと言うと、予測できないものや初めて触れるものが怖いからだ。

 

やり方を知らないから怖い。

 

要領が分からないから怖い。

 

失敗するかもしれないから怖い。

 

怖いのは主にそういうことだ。

 

イニシアティブのある人を見ると羨ましいのとともに、いつも不思議に思うことがある。

 

どうしてそんなに確信を持って行動できるのだろうということだ。

 

彼らは初めてぶつかる問題であっても、まるで答えを見ながら問題を解いているかのように、一直線に最適解に向かって進んでいく。

 

それが純粋にすごいと感じる。

 

私なんかは、公式解答集でも手元に無ければ不安で不安で仕方がない。

 

非公式ではなく、公式じゃなきゃダメだ。

 

ふなっしーではなく、船えもんで無ければダメなんだ。

 

思うに、そういう壁や困難に相対する事から逃げなかった人が、イニシアティブを獲得することができるのだろう。

 

私はこれまでいろんな言い訳をしてそういうことから逃げてきた。その結果がこれだ。

 

気付けば何年連続なのか、怠惰・陰気・卑屈のトリプルスリーを達成していた。おめでとうございます。

 

要は、あらゆる物事に果敢に挑戦できるかできないか。その差だと思う。

 

人間って自分が持っていないものを欲しがりがちだよね。

 

多分今回もその類のものだ。

 

そうでも思わないとやってられん。