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アニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』が面白い

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現在放送中のアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』が面白い。

個人的には、今季アニメの中で一番面白いと思っている。


本作では『思春期症候群』という架空の病を焦点に、話が展開されていく。
同病は、個人によって症状がさまざまなだが、思春期に発症する特有の病である。

 

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主人公は、峰ヶ原高校2年の梓川 咲太(あずさがわ さくた)。暴力事件を起こし、病院送りにしたという噂のせいで、学校では腫れ物扱いされている。
咲太は思春期症候群の発症者の一人である。

 

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彼には妹・花楓(かえで)がおり、彼女もまた思春期症候群の発症者である。

 

花楓は、メッセージの既読スルーが原因で、クラスのリーダー格の女子からSNS上で誹謗中傷を受けていた。
ある日、学校から帰ってきた花楓の身体に突然、ナイフで切られたような無数の切り傷ができる瞬間を、兄・咲太は目の当たりにする。

 

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花楓はイジメのせいで身体中に傷ができてしまうという思春期症候群を発症したということである。


咲太は、花楓を救えなかった罪悪感によってか、ある日朝目覚めると胸に引き裂かれたような大きな傷ができており、血まみれで病院に運ばれた。これが彼の思春期症候群の症状である。

 

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実際には、暴力事件など起こしておらず、病院送りになったのは自身であった。

 

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もう一人の主要人物が、桜島 麻衣(さくらじま まい)。峰ヶ原高校に在籍する3年生。

彼女は以前女優として芸能活動をしていたが、現在は活動を休止している。
それが原因か、周囲の人間から認識されないという、いわゆる透明人間のようになってしまう思春期症候群を発症する。

図書館内でバニーガールの格好をし、自分の事を認識している人がいるか確認していたところを咲太に発見される。

 

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他人に認識されないため、買い物すらできなくなった麻衣は、咲太の手助けを受けながら、病の解決を模索していく。

 

といった内容になっている(概ね合っていると思う)。

 

 

日常の中に非日常が入り混じっているような作品だ。

ちなみに舞台は神奈川県藤沢市

 

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この作品が面白いのは、思春期症候群という架空の病が、発症者本人の負の感情がトリガーとなって引き起こされているところだ。

 

現実においても、負の感情が起因して身体に病気等の悪影響が出たりと、架空ではあるが思春期症候群の本質に通ずる部分はあると思う。

だからこの作品に引き込まれるのかもしれない。

 

また、登場人物、特に主人公・咲太の会話や受け答えがとてもユーモアに溢れており、魅力的に感じる。

 

問いかけに対しては基本的に捻くれた返しをするようなやり取りが作中で幾度となく出てくる。

それを考える間もなく真顔で発するようなあのテンポ感がとても心地良い(私自身が捻くれているせいかもしれないが)。

 

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あとは何と言っても、桜島麻衣がかわいい。

 

普段は少し冷めているが、ふいに見せる恥じらいや照れが女の子らしくてとても良い。

作画も安定しているし見ていてとても癒される。

 

と、こんな感じで魅力を述べたが、上手く伝えられていないような気がするので、少しでも気になった方は是非視聴してみてほしい。

 

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