寝ても寝ても寝足りない。
休日平日問わず、365日ほぼそんな感じで生きている。
どちらかと言えば平日の方がその色が強い。
特に朝起きた時なんかは最悪だ。
毎朝携帯のアラームに無理矢理起こされ、不機嫌なまま支度をする。
車に乗るために玄関から外へ出た時ぐらいにようやく、ちゃんと目が覚める。
しかし、いざ出勤して、さて仕事だとなってから1時間経たないくらいで徐々にまた眠気がやって来る。
眠気とは言っても、睡眠時無呼吸症候群の人のようなどうしようもなく眠いというものではなく、寝てもいいなら寝てやろうくらいのものだ。
言うまでもなく寝てはいけないのだが。
職場で寝ていい人なんかいないのだ。誰も寝てはならぬ(トゥーランドット)。
最近
睡眠時間をキャリーオーバーできたらいいのに。
なんてことをよく思う。
寝溜めした日の睡眠時間相当の体力を、短い睡眠時間になってしまった日に充当したい。
そしてなるべく毎日フラットな体力になるようにしたい。
例えば、毎日の睡眠時間が平均7時間になるように、8時間眠れた日の1時間分を、6時間しか眠れなかった日に振り分けできたら最高だ。
そうなれば、毎日一定のリズムで過ごせるようになるはずだ。
もしそれが可能なら私はきっと今以上に休日は寝て過ごすだろう。
元来私は出不精なので、休日は格好の寝溜め日だ。
よく
「せっかくの休日なのに寝て過ごすなんて勿体無い」
みたいなことを言ってくるアグレッシブヒューマンがいるが、そう言われたら、適当な愛想笑いでかわすようにしている。
私からすれば、休日こそ誰にも邪魔されずいつまでも寝ていられる特別な日なのだ。
逆に早く起きる方がむしろ勿体無いと思っているくらいだ。
なんて思っているが、そんなことを口に出したら、暇なやつだとか、寂しい人間だとか勝手な事を思われそうなので絶対に言わないようにしている。
睡眠時間のキャリーオーバーができるのであれば、休日はおそらく15時間くらい眠るだろう。
毎日7時間睡眠にしたいので、15時間眠れば8時間余剰分ができる。
土日の二日間で16時間稼げることになる。
そうすれば、月曜から金曜までは4時間睡眠で事足りることになる。
それなら、残業して帰ってきても自分の時間はまだまだあるし、終業後に遠出もできる。
嗚呼、なんて素晴らしいことだろうか。
なんて妄想をしているだけで楽しいのだから、世話がない。
いっそのこと、妄想の中で生きていたいものだ。。。