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夜、なるべく遅くまで起きていようとする

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寝る前の静けさが好きだ。

 

私が住む場所は田舎だからかもしれない。

 

田舎とは言っても、周りが田んぼに囲まれていて見渡す限り山、のような田舎ではない。

 

きちんとした住宅街ではある。

 

そんなの田舎じゃない。いいか、田舎ってのはなあ………

 

と鼻息荒く説教を垂れようとしている人がいたら形式上謝っておきたい。

 

とりあえず夜は特に静かだということだ。

 

そのせいもあってか、眠りにつくのが惜しいと感じる時が多々ある。

 

寝るとすぐ朝になる。それが悔しい。

 

仕事して帰ってきて風呂入って飯食って寝るだけの生活なんて、大学生の頃絶対あんな風にはならないぞって誓った、その“あんな風”の典型じゃないか。

 

仮に8時間寝ようが10時間寝ようが、朝起きた時に、あまりぐっすり眠れた感覚がほとんどない。

 

それならば、なるべく遅くまで起きているほうが得した気分になれる。

 

とは思ってはいるものの、起きていても特にこれといって有意義なことをするわけではない。

 

ただ何となく起きていて、ただ何となくネットサーフィンしているだけなことが多い。

 

大体は、眠いのに眠りたくないと意固地になって起きている。

 

その結果として案の定、次の日の目覚めが悪い。

 

そしてその度に、昨日もっと早く寝ればよかったと、後悔する。

 

しかしその日の夜になったらそんな後悔はどこへ行ったか、またなるべく粘って遅く寝る。

 

お前は馬鹿なのか、と毎度毎度思うのに過ちをいつも繰り返すのだからきっと私は馬鹿者だ。

 

また、これも馬鹿者の感じることの一つなのかもしれないが、「眠い」と「眠くない」の間が好きだ。

 

体がふわふわするあの感覚がたまらない(変な薬物に手は出していない)。

 

一瞬意識がなくなって、はっとして目が覚めての繰り返し。

 

片肘をついて横になりながらテレビを見ていたお父さんが眠っているようだったのでテレビを消すと、今見てるんだから消すなよ、って言い出すあの感じ。

 

あのお父さんの気持ち。

 

とても分かる。分かりみが深い。

 

あれも多分意識と無意識の間を行ったり来たりしているのが気持ち良いんだ、きっと。

 

 

 

なんてくだらないことを長々と、つらつらと、徒然なるままに書いている今この瞬間もまあまあの睡魔に襲われている。

 

意識と無意識を行ったり来たりしているので、正直、後で読み返したら意味不明な文章になっているかもしれない。

 

でもそれでもいいんだ。

 

無意識でも文章を書けるなんて天才じゃないか!

 

なんて思っている。

 

 

………やっぱり私は馬鹿者だ。