一攫千金で仕事なんかやめてやりたい。
そんなことを思う人も多いのではないだろうか。
そうなると、短絡的ではあるが、
早く辞めたい→手っ取り早く大金が欲しい→宝くじ
という思考回路になる人も多いはず。
私も少し前までそうだった。
当選確率は果てしなく低い確率であるのはぼんやりとは分かっていた。
しかし、一縷の望みにかけて毎月1万円以上、多い月では3万円を宝くじの購入に充てていた。
そんなことを丸二年くらい続けていた。
しかし、ため息が出るほど当選しない。当たったことがあるのは3,000円くらいだ。
これだけ買っているのだから、1等、2等とは言わずとも、3等くらいは出てもいいんじゃないか???
なんて甘い考えを持っていた。アメリカで売っているカップケーキぐらい激甘だ。
買わなければ当たる確率はゼロだ!
なんて言葉を聞いて
そりゃそうだ!
なんて鼻息荒く購入していた。
今となって考えてみれば、その文言は宝くじを買ってほしい側の商売文句だったのだ。
ジャンボ宝くじで1等が出る確率は1000万分の1で、雷に撃たれるのと同確率らしい。
数字で見ると馬鹿馬鹿しくなる。
お金が欲しくて購入しているのにどんどん減っていく。
仕事を辞めたくて購入しているのにどんどん辞められなくなる。
なんて滑稽なことだ。
これじゃ寄付しているのと同じだ。
たしかに寄付は良い事だ。しかし、月収の1〜2割を寄付に充てるのはさすがに馬鹿げている。
(薄給なので目に涙を溜めながらブログを書いていることは内緒)
そんなことができるのは、金持ちか心優しい人かよほどの馬鹿かのどれかだ。
とは言っても、宝くじの収益金の4割近くは公共事業等に使用されているらしい。
これを見ると、少しは社会貢献してやってもいいかなあ
なんて、上から目線で思ったりする今日この頃。